シェーグレン症候群と診断された女性のクライアントの症例です。
主訴は腰痛、腰椎の滑り症もあるようです。便秘や残尿感にもお悩みとのことでした。
初診の印象では、右半身には肝臓と肝経の負担が強く、内臓と足の筋骨格を中心にオステオパシーの手技療法を施しました。
シェーグレン症とかかわりがありそうな、ウイルス反応、陰湿過剰な傾向は左半身にみつかりました。
背面側の皮膚はひどく浮腫みがありますが、背骨の関節や椎間板は圧迫して固まっています。
このような場合、背骨の歪みの矯正や筋肉のマッサージは避けた方が賢明です。
強い外圧は水分の停滞による弱った皮下組織、筋膜をさらに不安定にするためです。
ウイルス性の勢力、陰湿過剰の傾向については、M.D.Aの手技と波動療法が有効でした。アンバランスとなっていたNegative Greenの体内周波を修正し、浄化した後に体外に排出します。(一定のレベルに鎮静させるまで最低でも6回はかかります)
ウイルス反応は体内でいくつかの共鳴場を通常形成しています。この方の場合、背骨の深部、左肺、左尿管、膀胱生殖器あたりに濃く存在していました。
これらの内臓側と陰湿過剰が落ち着きますと、背骨や関節も良い状態に定着します。
今後の施術で段階的に治癒力を上げていく必要があるでしょう。