コロナウイルス感染回復後の空咳、背中の痛み、腰痛にかかわる要因と施術のアプローチ
最近の症例、女性30代のクライアント様(再診・約1年ほど経過)の症例です。
先月にコロナ感染で発熱と喉の痛みがあり、医療的な処置を経て日常生活には支障なく回復したそう。
しかし、その後も空咳や呼吸の苦しさ、ダルさなどが残り、しばらくして腰痛が激化。
太ももからふくらはぎにかけての痛みしびれなど神経症状にお困りで、久しぶりにご来院されました。
コロナ感染回復後の空咳、背中の痛み、腰痛にかかわる要因とは?
まず立位、仰向けの順で全身のスクリーニング検査(手技による触診と波動診)を行いました。
緊張の中心は心臓と肺の臓器の一部に示され、肺・心臓の機能とつながりのある両肘、両手首の筋骨格も緊張が上がって、こわばっていました。
また、肺と心臓周囲の緊張亢進によって、胸部の前方トランズ➯中部胸椎の圧迫➯腰椎の圧迫という順で姿勢が悪化して固着してしまったようです。
下半身まで痛みやしびれが出てしまったのは、背骨全体の圧迫が腰椎椎体の前側に溜まってしまい、それが太ももの前面やふくらはぎの筋肉を通る神経の流れを阻害してしまったためです。
実際の施術は手技療法と波動療法をバランス良く行うケースが多いです。
オステオパシーの手技療法で両肘、両手首、胸郭前面(とくに心臓と肺のゾーン)の緊張と歪みを取り除きました。
その後、M.D.Aの波動療法で有害な生体磁場・エネルギーの固着パターンをよみとり、波動調整で浄化やバランシング、組織再生や自己調節システムの活性化を促します。
クライアント様は施術後に体調や気力がはっきりと回復された様子で、元気なお顔でお帰りになりました。
次回は1-2ヵ月を目安に再診の施術をお伝えしました。お体が深いところから安定して回復しますように。