逆流性食道炎、食道裂肛ヘルニアが全身の歪み・アンバランスから生じる理由と施療のポイント

今回は逆流性食道炎、胃酸逆流、胸から鳩尾(みぞおち)の締め付け、息苦しさ等にお悩みで来られたクライアント様の症例を紹介します。

ピロリ菌や体内ウイルスを除去するアプローチを他の診療や施療の中でおすすめされたそうで、放っておくと食道裂孔ヘルニアになるかもしれない?という心配、不安感が募る中で初診にお越しいただきました。

それでは3回分のオステオパシー施療の概要と身体の表現についてシェアさせていただきます。

 

初診時➡逆流性食道というより膵臓から横隔膜の固着・制限が主因

 

初診時の全身スクリーニング(触診&波動診)の結果、体の緊張の中心はみぞおちの奥(横隔膜から膵臓)であることが触知できました。

このゾーンの緊張を反映して、左背面の背骨に弯曲が強くなっており、胸椎が数か所圧迫して固着しています。

このまま放置すると胃腸、膵臓、呼吸器、心臓などへの神経の流れが鈍くなり、自律調節が乱れるため胃酸逆流の要因として示されました。

また経絡リンク(内臓と手足のエネルギーのつながり)をみると、左手首、両側の足指に詰まりの強い箇所がありました。

これらの影響としては肺と呼吸器の緊張の蓄積、胸郭内圧の亢進、膵臓から横隔膜の生命エネルギーのアーシング不足が重要です。

生命力のアーシング機能とは手足や地面に向かってエネルギーや電磁気などを下降循環、体外に放電する自律調節の一種で、これが不十分ですとあらゆる病状を悪化させてしまします。

今回のケース(初診時)では逆流性食道炎、胃酸逆流の要因は食道や胃の上部には示されず、膵臓周辺の緊張とアーシング不足の問題を整えることに時間をかけました。

 

施術2-3回目:逆流性食道炎の症状が楽に。膵臓の緊張は減少するも肝臓、腸、心臓の負担が浮上

 

2回目の施術では前回顕著にみられた膵臓の緊張が減っていました。

もともと下層に溜まっていた心臓、呼吸器、肝臓、そして第1チャクラを下支えする足場のエネルギーの浄化不足などが示されました。

これらを順次に調整して、さらなる治癒回復力を引き出せるよう全身の施術を進めました。

まだ一定の回復水準には至っていませんが、定期的なケアで体調の安定につながるよう努めさせていただきます。

 

逆流性食道炎、胃酸逆流、胸やけ、食道裂肛ヘルニア等にお悩みの方や

代替療法での回復アプローチを探されてる方は、当オステオパシーにお気軽にご相談くださいませ。