舌が引っ込む、引っ張られる、ひきつる、噛み合わせ不良、首の震えに対する症例

舌が引っ張られる、舌が奥に(喉の方)に引っ込む、舌の違和感についての最近の症例を紹介します。

舌の位置や緊張度は顔の歪みの分析にも重要であり、また全身の問題が投影されている場合もあるので、今回の全身施療の診たてが参考になるポイントもあるかと思います。

今回のクライアント様は、舌の引っ張りや引っ込みに加えて、首の震えもあるようです。

それでは当院の診たてや回復へのアプローチについて、イラスト入りで解説させていただきます。

 

 

 

舌が引っ込む、引っ張られる、舌の違和感についての全身分析

今回のクライアントのケースでは、舌が引っ込む、引っ張れる要因として、間脳と小脳・脳幹のストレスが示されました。

脳幹の負担は表面的には後頭部の張り、緊張として出ていますが、実際は左上肢と右上肢の協調性の乱れ(筋力やエネルギー)によるものです。

また、間脳は自律神経の司令塔として重要ですが、眼窩や眉間、副鼻腔の奥の組織のDetox(解毒や浄化)が不十分であると、働きが低下してしまうことがあり、今回はそのケースと思われました。

対策としては鉛やアルミニウムなどの重金属、波動的な残留までを除去するケアを施術中に行い、日常生活での取り込み元を特定して、少しずつデトックスを進めていきます。

このクライアントのケースでは、舌が引き込まれる、横に引っ張られるのは、頭部の中心(間脳、脳幹)の負荷を避ける、もしくは顎の運動によって、これらの組織の排液を促すためのバランスともいえそうです。

ですので、歯科での噛み合わせ調整、歯を削ったり、詰めるといった表面的な処置だけでは状況が悪化することもあります。

 

舌が引っ張れる、引っ込む、舌の違和感 内臓のストレスとの関係は?

施術の後半に向かって、内臓とくに肝臓と腸の負担が示されました。

脳内のDetoxを進めるうちに、その先の内臓側の要求が次々と出てくるので、身体の反応を丁寧にフォローして対策していきます。

肝臓▶腸▶心臓、横隔膜という手順で、内臓の働きとこれらにリンクする筋骨格、神経情報、エネルギー調節などのシステムを整えていきました。

施術を終えると、舌の収まりが良くなり、身体の中心軸が整う感じになったようです。

次回の施術で舌の状態、そして間脳や脳幹のストレス状態、さらなるDetox(解毒、浄化)の必要性を再度チェックする必要がありますね。