オステオパシーの経絡治療【肝経、胆経】と関連する症状について
オステオパシーの経絡治療【肝経】と関連する症状
肝経(イラスト:右側)は体の毒素や老廃物を解毒したり、浄化する肝臓のエネルギーラインです。
解毒や浄化を細胞レベルで促進し、体内の気血の循環や貯蓄の役割までも担っています。
肝経の不調は目にはっきりと表れ、目の痛みやかすみ、乾燥(ドライアイ)、視力の低下や斜視などの負担を生じ易くなります。
また、肝経のラインは下腹部の内臓を通り、消化器系から生殖器系の不調にもかかわります。
肝経と関連する症状には下記のようなものがあり、オステオパシー治療による回復促進のメリットが期待できます。
- 目の痛み、かすみ、乾燥
- 視力の低下、斜視
- 黄疸、皮膚が黄ばむ(茶色)になる
- 肝機能の低下
- 気力減退、精力減退、食欲減退
- 更年期障害
- 悪心、嘔吐、気分の悪さ
オステオパシーの経絡治療【胆経】と関連する症状
胆経は身体の側面を足から頭まで通るエネルギーの通り道で、肝臓と連携して働きます。
肝臓でつくられた胆汁は胆のうに溜められ、胃腸と膵臓とともに消化吸収を助けています。
また、胆系に沿った筋肉や骨格に歪みが溜まると、体の側面(側頭部、側胸部、脇腹)が張り、体幹が傾いて足腰の不調にもつながります。
その他、胆経と関連する症状には下記のようなものがあり、オステオパシー治療による回復促進のメリットが期待できます。
- 頭痛、めまい
- 白目が青白くなる
- 顔色が悪く、皮膚の艶がない
- 側頭部の張り
- みぞおちの痛み、胃の重さ
- 食欲減退、消化不良
- 腰痛、下半身の不調
- 肝臓と胆のうの病状
当オステオパシー医学の経絡治療は、手技療法に加えて、経穴に対する磁気療法、ライフウェーブパッチを用いた光線療法、そして栄養や食事についてのアドバイスも含まれます。
一人一人に最適な方法で治癒と回復をサポートいたしますので、お悩みの症状についてお気軽にご相談くださいませ。