喉が詰まる、誤飲(気管に食べ物が入りむせる)、呼吸が息苦しかったケースと施術例
3ヵ月の定期で再診に来られているクライアントさんのケースを紹介します。
喉が詰まる、気管に食べ物が入りむせやすくなった、息苦しさが主訴でした。
その他、足のアーチや指がペタっと地面についてしまい、足腰に力が入りにくいという状態にもお悩みのようです。
それでは当オステオパシー医学の診たてと、実際の施術アプローチを一部紹介させて頂きます。
喉が詰まる、誤飲、気管がむせる、息苦しさの要因①➯肝臓、肝経の負担が全身に波及
まず触診、波動診、傾聴などを合わせて全身のスクリーニングテストを行います。
すると治癒力の回復要求は足元から出ていますので、足のエネルギーの制限の出所をチェックします。
肝臓と肝経の負担が大きいことが分かりました。体内の栄養が足りないので、これを事前に補った方が回復の効率が良さそうです。
栄養補給が必要なのは、肉体レベルでは肝臓周辺から膝下、足先、そしてサトルボディでは下位チャクラのエネルギーの領域です。
これらの回復は全てつながっており、協調させた調整が必要になりました。
喉が詰まる、誤飲、気管がむせる、息苦しさの要因⓶➯気管–食道–胸椎間の固着
また、クライアントの肝臓の緊張の一部は、横隔膜➡心膜➡気管、食道、胸椎という流れで上方に溜まっていました。
実際は前後方向に歪む筋膜性の張りが生じていて、気管と食道が固着すると空咳が出たり、食事中の誤飲やむせやすい要因になりますが、この辺りは医学的には盲点となっています。
オステオパシー手技治療では上胸椎1-3番に出る神経の緊張感を減らしながら、骨や筋肉の歪みを調整していきました。
喉が詰まる、誤飲、気管がむせる、息苦しさに対する実際の施術アプローチ
今回のケースをまとめると、身体によって示された治療ポイント、施術アプローチは下記の様になりました。
- 足チャクラの開放とエネルギーの流れの回復(サトルボディ)
- 両足指の詰まりと歪みの解除(肉体レベル、経絡)
- 肝臓と肝経の支配組織に対する栄養補給(肉体レベル、経絡、サトルボディ)
- 第5チャクラ(喉)の領域のエネルギーの回復(サトルボディ)
- 上胸椎圧迫の解除とその後のインナーマッスル強化(肉体レベル)
*施術後のインナーマッスル強化のために、カルノシンパッチを併用し、より安全な仕上がりでお帰り頂きました。
施術後は、ここ最近の全身の重さや停滞感が解消されたとのことです。今後の経過や変化に備えたいと思います。
皆さまの中で、喉が詰まる、誤飲(気管に食べ物が入りむせる)、呼吸が息苦しいといったお悩みがありましたら、ぜひ当院に一度ご相談くださいませ。
同じ様な症状やお悩みの部位であっても、各人によって施術の手順や方法、アプローチが異なりますことを、予めご了承ください。