妊娠30週目の腰痛、お尻の痛み、脚の痺れに対するオステオパシーの整体例

妊娠30週目を迎えたクライアント様の症例です。

胎児もだいぶ成長してきて、腰痛とお尻(臀部)の痛み、脚のしびれが出やすくなってきました。

今回は出産に向けた胎内環境の整え方について、オステオパシー医学にサトルボディの視点を含めて解説させて頂きます。

 

妊娠中の腰痛と脚の痺れ オステオパシーの整体例

 

妊娠後期の腰痛は、直接的な腰の矯正は注意が必要です。

クライアントの背骨を立位の姿勢でチェックしますと、腰椎L2-4がまとめて圧迫された状態でした。

この負担を右下肢の方に逃がして、そこで足首に負担がかかり、腰の歪みが戻れずに固着した状態です。

肉体レベルでのオステオパシー施術としては、下腿筋膜と足の外側アーチの筋骨格を調整すると、腰の負担は3割ほど軽減しました。

次に腰椎の圧迫が抜けるよう手技療法を施そうとすると、胎児から『ちょっと待って~』というサインが投げかけられました。

これはクライアントの腰椎を介して胎内の緊張が液波動として手に伝わってくるのです。

 

妊娠後期の腰痛では胎児の姿勢や要求に十分配慮します。

クライアントの話では胎児の頭が横を向いている期間が続いているそうです。

このようなケースでは胎児が子宮口に頭を向けられない、向けたくない原因があるとオステオパシーでは捉えます。

これまでのお話や身体の傾聴を通して、この原因には過去の流産の影響が示されています。

子宮口に残留した記憶やストレスの波動を和らげる調整を、サトルボディから肉体に向かって施していきます。

 

実際にはサトルボディの中間から外層(感情、メンタル、過去、近未来の領域)にアクセスします。

そこで過去の記憶やストレスを浄化しながら、明るく安心できるイメージを胎内に浸透させていきました。

妊娠中、妊娠後期のオステオパシー整体例

 

妊娠後期の腰痛対策では、呼吸器全体が連動できるように整えます。

妊娠後期は心臓や大きな血管、呼吸器の負担を減らせるように施術を仕上げていきます。

分娩時に腹筋、横隔膜、呼吸器全体が連動して、骨盤内にスムーズな加圧力を生み出せるようにです。

実際の施術では頭蓋の大泉門、鼻骨、腹部にみられた筋膜の制限をオステオパシーの手技で解除すると、全身の呼吸バランスが回復しました。

 

以上、妊娠後期のオステオパシーの施術ポイントをまとめておきます。

・胎児の姿勢や位置を考慮して施術を進める。

・妊娠や出産に関するネガティブな残留記憶は浄化される。

・呼吸と内圧のバランスをコントロールできるようにしておく。

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当院のオステオパシー施術は産婦人科の医師や助産師の方からもお墨付きを頂いております。

自然の摂理に沿って、常に対話をしながら全ての姿位と施術の順序、方法などが決まっていくのです。

妊娠中の腰痛や下半身の痛み、痺れ、メンタル不調などにお悩みがありましたら、ぜひ一度当院にご相談下さいませ。

 

writer Kei Shirasawa