寝違えによる首の痛みの改善例。精神ストレスの溜め所にご注意!
『1週間ほど前に寝違えてから首の痛みが、日に日に強くなってくるんです…』という30代のクライアント様。
風邪や副鼻腔炎をご来院の先月から患っていて、徐々に首の痛みも強まっていたそうです。
とりあえず鎮痛剤でやり過ごしたものの、その翌日から首の痛みが悪化してしまいました。
それでは寝違えによる首の痛みの原因と改善例をイラスト入りで紹介させて頂きます。
首の痛みはストレス性の心臓疲労が溜まっているサイン
首の痛みがある部位に触れてもらいながら、全身傾聴と触診をしていきます。すると心臓の周りに溜まっているのが分かりました。
当院のオステオパシー分析法でみると、これは精神面のストレスの反応です。心臓の反応をみながら、ストレスの原因を調べてみますと、精神疲労の要因はママ友との交流から感じているようでした。
ご自分の限りある時間をそれほど望んでいないお付き合いに、取られてしまって予想外に心臓が疲れていたようです。
実際の施術では、胸椎中部、横隔膜、心臓、肺、後頭部(脳幹、硬膜と静脈系)に溜まっている緊張や歪みを手技療法で解放します。
さらに対人関係で受けるサトルボディの消耗を防げるように、エネルギー的な浄化と修復を施します。
首の痛みは呼吸不足で長引いてしまうことがあります
さらに首の痛みの原因箇所を傾聴していきます。すると胸の奥の横隔膜の固着にたどり着きます。
横隔膜は全身の呼吸と体液循環に重要な働きをしているインナーマッスルで、横隔膜の緊張がひどい方は胸郭内側の筋膜のつながりで首の凝りや痛みを引き起こしやすいのです。
実際の施術では、横隔膜そのものではなく、呼吸器の活力低下と関係する胸椎・膝・足の歪みと固着をオステオパシーの手技療法で解除しました。
そんなまさか!首の痛みの引き金にはお金の問題も…
施術の後半で、首の痛みから再び精神ストレスの反応が示されました。
これは大腸に溜まっている心配と不安の反応と出てきます。少しお話を伺うと未解決の金銭トラブルがあるそうです。
精神ストレス性の痛みや緊張が強い場合、当院では施術中にお話を伺ったり思い浮かべてもらうことがあります。
この方の場合、金銭トラブルによる心配や不安が大腸だけでなく、左足や後頭部の生命力まで低下させていることが分かりました。
後頭部には首とつながる筋膜があるため、後頭部の生命力が一定量まで落ちれば、首の痛みが再発しかねません。
★ ★ ★
また先月こじらせた風邪や副鼻腔炎が大腸に水気と陰気を停滞させている反応もありました。
実際の施術ではこれらを一つの繋がりで解除する手技療法、波動療法が必要になりました。
この方の場合はお金に対しての心配・不安のマイナス波動から大腸周辺の筋膜が固着しやすいようです。
精神面、感情由来の組織の制限や固着は放っておくと、マイナスな思考や現実を引き寄せてしまう場合があります。
当院の施術では、この辺りのケアまで含めてメンタルヘルス全体を強化できますので、お悩みの方は一度ご相談下さいね。
このクライアントの首の痛みは3回の施術後に明らかな改善がみられました。心臓に溜まっていたストレス反応はなくなりましたが、大腸にはまだ残っているようです。
今後は金銭トラブルとつながりのあるサトルボディの調整もご要望があるので、生命場全体の深い回復がどんどん進んでいくと思います。