オステオパシーの経絡治療【胃経、脾経】と関連する症状について

オステオパシーの経絡治療【脾経】と関連する症状

 

脾経(イラスト:右側)は胃と表裏一体の関係にあり、膵臓や脾臓の働きに関わります。

脾は陰経で、胃は陽経として協調して働き、食べ物の消化・栄養素の吸収と運搬など、血液や免疫システムをエネルギー的に支えています。

また、脾経は骨盤内臓、特に大腸と生殖器の働きにも影響しますので、婦人科系の病気や不調を回復するためにケアすべき経絡の一つです。

脾経と関連する症状には下記のようなものがあり、当オステオパシー施療による回復促進のメリットが期待できます。

 

  • 胃の痛み、消化不良、便秘
  • 吐き気、つわり
  • 下痢、便秘
  • 貧血、冷え性
  • 脇の臭いが気になる
  • 免疫疾患、蕁麻疹、アレルギー症状
  • 膝の不調、生殖器系の不調、婦人科疾患

 

当オステオパシー医学の経験では、脾臓は血液の浄化と再生、免疫細胞のトレーニングに重要な内臓と捉えております。

脾臓を波動的に(生理機能のエネルギーとして)とらえると、リンパ組織と類似しており、全身の浄化システムにかかわります。

脾経に負担を溜めやすい方は、身体の左半身に不調が生じやすく、また日々の生活上では脇の臭いが気になるケースもあります。

また、脾臓や乳房を手術で摘出した方は、リンパ組織の機能が低下しやすく、脾経が本来もつ浄化力に影響しますので、オステオパシー医学の全身施療で定期的なケアをおすすめします。

気になる症状がございましたら、ぜひ一度当院にご相談くださいませ。

 

 

オステオパシーの経絡治療【胃経】と関連する症状

 

胃経(イラスト:左側)は食べ物を取り入れて、消化分解するという、生体維持に大切な役割をもっています。

『胃がもたれる、ムカムカする』という言葉があるように、食べ物や取り込んだものが、自分にとって合わない場合に胃経の不調は生じ易くなります。

また、胃経は後天の気の影響を受けやすく、生活上の食事・対人・環境エネルギー等のアンバランスによって、ある程度の年齢を超えると不調が表れる傾向があります。

 

歯の痛み、唇や鼻の粘膜、顔の皮膚(黄ばみ、黒ずみ)にも胃経の不調のサインは表れますが、これは同じ経絡上の症状のリンクと言えるでしょう。

さらに、メンタルヘルスの観点からみると、胃経のエネルギーは自己満足感や自己肯定感にかかわるため、胃経に負担が溜まるとちょっとしたことに不満やイライラを感じるようになります。

その他、胃経と関連する症状には下記のようなものがあり、当オステオパシー治療による回復促進のメリットが期待できます。

 

  • 胃と消化器系の不調
  • 歯と歯茎の痛み
  • 顔の皮膚の色調の変化
  • 花粉症、顔のアレルギー症状
  • イライラ、嫌悪感、不満と倦怠感
  • 足の疲れ、力が入りにくい

 

 

当オステオパシー医学の経絡治療は、手技療法に加えて、経穴に対する磁気療法、ライフウェーブパッチを用いた経絡光線療法、そして栄養や食事についてのアドバイスも含まれます。

一人一人に最適な方法で治癒と回復をサポートいたしますので、お悩みの症状についてお気軽にご相談くださいませ。