副鼻腔炎、眼の痛みの改善に向けたオステオパシーの整体・治療例

クライアントは50代女性。

梅雨の時期に副鼻腔炎や頭の重さが出始め、薬を飲んでもあまり改善しないこともあり、オステオパシー治療を受けに来られました。

この方は過去に定期的な施術を受けていた頃は症状が出なかったとのことで、副鼻腔炎や眼の痛みを引き起こす原因から大元の体質改善までを考えられています。

それでは自作のイラストで今回の症例・治療のアプローチを解説していきましょう。

 

副鼻腔炎、眼の痛み、肩凝りに対するオステオパシーの整体・治療例

 

副鼻腔炎と眼の痛み 治癒のステップ①➯手術後の神経鈍化を回復させましょう

今回はクライアントの身体の要求から、副鼻腔の腫れやすい部位、痛みを感じる部位から局所傾聴を行います。まず感じられるのは、副鼻腔で繰り返された炎症やその後の瘢痕によって、治癒させる神経の通りが遮断されている状態でした。

これまでの問診で、虫歯で悪化した歯根の手術や副鼻腔の膿の排出の手術などを数回経験されたようです。

神経管や周りの膜組織も損傷しているという医師の判断もあるので、炎症後の瘢痕や神経管の周りの柔軟性を回復させるオステオパシーの施術が最適です。

神経の通り以外での生命力の回復要素(血流やリンパの流れ)は、まだまだ良い反応が残っているのです。

実際の施術としては、鼻腔から副鼻腔の骨・筋膜の歪みをオステオパシーの手技療法で整えます。M.D.Aの波動療法は手術の記憶情報、瘢痕のエネルギー制限を改善するのに役立ちます。

こうして手術後の瘢痕や壊死した組織であっても何らかの治癒力がサポートされるように方向付けます。

副鼻腔炎と眼の痛み 治癒のステップ②➯心臓と顔の血流を回復させましょう

さらに副鼻腔炎の影響がある眼の周り(眼窩)からも全身傾聴を続けます。

すると心臓の活力低下が示されます。心臓から顔面への動脈の流れの低下は、副鼻腔炎の治癒を妨げています。また後頭部から心臓への静脈の流れの低下は、眼の痛みや眼精疲労を引き起こしているようです。

これらは肉体レベルの話です。サトルボディの領域では身内の病状の一部(ガン・リンパ腫)を共鳴場で引き受けているため、自身の心臓の回復が遅れている状態が読み取れました。

実際の施術としては、心臓の負担となっている肘の筋膜制限、胸骨の関節制限、心膜の制限などをオステオパシーの手技療法で解除します。

サトルボディに対する施術では、ご自身からご家族の共鳴場を介して、免疫システム(抗菌、抗がん、抗腫瘍などを行う)をサポートすることで生命力の消耗を防ぎます。

 

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