回転性めまい、吐き気の原因と整体例

回転性のめまいを突発的に起こし、吐き気や気持ち悪さから外出できなくなったというクライアント様。

当院の整体観からみた今回のめまいの原因と改善例をイラスト入りで紹介させて頂きます。

 

回転性めまいの原因と改善例をイラスト入りで紹介。

 

回転性めまい・吐き気の原因1➯肝臓の負担

回転性のめまいをクライアントが感じる、頭部のこめかみのあたりから全身傾聴をしてみます。すると鳩尾(みぞおち)の右側に筋膜の圧痛が感じられました。

これは肝臓の活力低下のサインです。足首や鼠径部(そけいぶ)の血流、リンパの流れの滞りも肝臓の活力低下とつながりが示されました。

このクライアントの場合、回転性めまいに伴う吐き気を改善するためには、肝臓とリンパの解毒力と浄化力の回復が必要です。

当院の実際の施術では肝機能に影響する上記の筋骨格の歪み、リンパ循環を回復させる整体調整を施しました。

 

回転性めまいの原因2➯頭蓋脳膜と内耳の制限

さらに回転性めまいとつながる頭蓋内部の緊張を傾聴しますと、左側頭部で脳膜の制限を感じ取れました。これは内耳の周囲の活力低下のサインです。

実際の施術では上部頸椎の歪みを整えることが必要で、オステパシーの整体手技で解除しました。

回転性めまいの持続的な改善のためには、頭蓋内でも特に平衡感覚に影響しやすい側頭部の内耳の血流や神経、活力全般を高めておくことが大切かと思います。

 

回転性めまいの原因3➯生命力の貯蓄と活力不足

当院独自の整体分析として主要な体腔のスペースを波動測定して、生命力の状態をみることができます。このクライアントの場合、頭蓋と脊髄のスペースに宿る生命力が本来の40%と縮小していました。

回転性めまいを根本的に治癒するためには、そもそもの生命力が70%程度に回復される必要があります。定期ケアでは生命力を底上げするための施術を並行して行い、改善までのステップを促進していきます。

突発的な回転性めまいに対しては、急性期は安静にしたり、病院で必ずケアを受けましょう。短期間に繰り返す場合も要注意ですね。

このクライアントの場合は、月2回×3ヵ月の定期的な施術で3ヵ月目以降は経過が良好となりました。

回転性めまいや吐き気にお悩みの方に、この記事が何らかのお役に立てば幸いです。

めまいや吐き気の原因から対策まで、当院オステオパシーFloatingでは全身整体で丁寧にケアさせて頂きます。

ぜひお気軽にご相談下さいませ。