髪が薄くなる、髪が抜けやすい?毛根や頭皮のゆるみの原因と施術策について
最近髪が抜けやすい、髪が薄くなってきた。
髪の根本が薄く、毛根が弱くなった気がする….
そんな髪や頭皮のお悩みを感じることはありませんか?
当院のオステオパシー施術では髪のお悩み改善に焦点を当てたセッション内容も可能です。
これまでの施術経験から、薄毛や抜け毛に対して身体面・精神面・栄養面からの3つの施術対策が効果を上げています。
①髪が薄くなる、抜けやすい【身体面の傾向と対策】
髪の健康=頭皮から毛根、毛先に行き届く生命力です。
薄毛や抜け毛の回復のためには、毛根を回復する必要があることは知られていますが、
オステオパシーでは髪の回復のために、もっと深層にある頭蓋の構造、つまり腱膜・骨膜、そして脳を包む硬膜までを整えることができます。
実は毛根のある皮膚の真皮層というのは、さらに深部の頭蓋骨や脳膜の歪みや緊張の影響を受け続けているのです。
そのため頭蓋内の血流、リンパ、脳脊髄液などの循環が滞ると、皮膚や毛根の新陳代謝、水分代謝などが乱れます。
これらの結果、肌のターンオーバーが遅れ、毛根の周りの組織の安定性が低下したり、内部の水分や湿度が過剰となり、毛根の地盤がゆるんでしまうのです。
安易なヘッドマッサージや頭蓋矯正、育毛剤の使用は、頭皮や毛根の健康を損なうケースがあるのでご注意ください。
当院のオステオパシーは内臓体表反射という身体の診かたに強みがあり、髪の健康状態にフォーカスして身体の問題点を調べられます。
実際にはクライアント自身の手で髪や頭皮の気になる部位に手を触れてもらいながら、全身傾聴を行うと内臓や骨格の関連部位が分かります。
定期ケアで髪が改善されていく方のケースを振り返ると、首から頭蓋、心臓、そして腎臓・生殖器系の内臓、背骨の椎間板、下半身の骨関節、筋肉システムまで調整が必要になることが多いです。
②髪が薄くなる、髪が抜けやすい【精神面の傾向と対策】
髪が薄くなる、髪が抜ける症状や傾向は、年齢や遺伝的な要因もありますが、精神的なストレスやエネルギー不足が根底にはあります。
- 老化や加齢に対する不安や心配。
- 自分の大切な人や物を失うことへの恐怖や不安。
- 自分の価値観や人生観を揺さぶる、または壊されてしまった経験。
- 自分の意識、思考、時間、お金、エネルギーを周囲の為に奪われている。
- 事故、怪我、死別、災害、震災等のストレス、現実的な影響が残っている。
- 長時間を過ごす住居や職場の磁場が、髪・骨・内臓・心身全般を消耗させる。
このような状態は生きていれば誰にでも起こる可能性はありますね。
当院のオステオパシーでは、こうした精神的なストレス、トラウマの影響を修復する専門的な施術もありますので、お気軽にご相談下さい。
③髪が薄くなる、髪が抜けやすい【栄養面の傾向と対策】
髪が薄くなる、抜けやすい方の傾向として、栄養や食事の摂り方も偏っていることが多いと感じています。
特に植物性に偏った食事、糖質過多の食事は、体内の陰湿傾向と水分貯留を促進し、毛根の地盤となる皮下組織をゆるめてしまう要因となります。
糖質に偏りやすい方は、豆類、イモ類、根菜類、ナッツ、乳製品、動物性タンパク質などを食べる頻度を増やしてみて下さい。
海藻類はミネラル分、根菜類はグラウンディング力に溢れているので、髪と毛根の回復や定着に役立つでしょう。
全ての酸化した植物油(揚げ物)、動物性の過剰な脂は、腸や皮膚に負担をかけることが分かっていますので、髪のためには注意が必要です。
もっとも、胃腸や肝臓、すい臓の働きが弱いと食べ物は正しく消化吸収されず、腸内から血中、皮下組織の老廃物も増えてしまいます。
筋骨格だけでなく、皮膚や内臓のつながりをトータルで回復できるよう、当院のオステオパシー施術で一度ご相談下さいね。