院長けいたろの施術日誌&健康コラム

足の母指、手指の関節痛に対するオステオパシーの全身調整

●50代女性のクライアント

・左手の痺れ、指先のこわばりが気になる。

・胃もたれが生じやすい。

・右足の親指が痛みやすい。

立位ではクライアントの左側のエネルギー循環が制限されていました。

仰向けでの触診チェックでは、クライアントのみぞおちの左奥に最大の緊張を感知し、傾聴で深掘りすると膵臓と横隔膜の緊張、働きの低下がみつかりました。

左側のエネルギー循環は足指で遮断されていますが、これは膵臓の活力低下と関係する経絡エネルギーの詰まりです。

また左側の大腸も膵臓と一緒に活力が落ちており、この影響で立った時に左足をうまく使えないため、右足に重心がかかって指を痛めているのが感じられました。

●オステオパシー手技療法のポイント

・左足指の固着と歪みのパターンの解除。

・左膝から膝下の筋膜・骨関節の固着、歪みのパターンの解除。

・膵臓・大腸と経絡エネルギーの制限(経穴、ツボ、反射点)の解除。

・心臓の経絡エネルギー、両手指の関節の制限の解除。

・脊柱の固着と歪み、椎間板の圧迫箇所(とくに心臓、横隔膜、大腸ゾーン)の緩和。

・痛みのある右足の親指の関節調整

●その他の補完療法

・心臓活力の低下を回復、幹細胞活性療法 (x39ライフウェーブパッチ)

・下肢リンパと静脈システムの浄化と活性化

(手技+波動療法)

・脊柱の椎間板と周囲の靭帯、インナーマッスルの活性化(手技+波動療法)

クライアント様は1ヶ月に1回の定期ケアを受けられて、体調はなんとか維持回復しやすくなっています。

どうぞお大事にお過ごしください♫