中学男児の起床時のだるさと疲労感の症例。上腕巻絡・難産・帝王切開の影響は?

ご来院の経緯と背景
中学1年生、12歳の男児の初診の症例。
いまのお悩みは起床時のだるさと疲労感ですが、これまでの経緯は長く複雑でした。
・小さいころからよく転ぶ。
・8歳ころから朝起きられなくなり、疲労感が強くなる。
・8歳10月ごろから学校に行けなくなり、欠席、五月雨登校。現在も倦怠感があり不登校状態。
・睡眠時無呼吸症候群の1泊の検査で1時間に5回息が止まっていたが、該当診療科がなく、心療内科を勧められた。
・4年間で漢方、慢性上咽頭炎治療、起立性調整障害治療、などあらゆる治療を試すが良くならず。
いろいろなところからメンタルの問題だと言われ続けたようです。
この男児のクライアントのお母さまは出産時に長時間の陣痛があり、心肺低下で緊急帝王切開となったそうです。生まれた時にはへその緒が腕に巻きついていました。
難産だったため、出産時の圧力や閉塞が原因で、頭蓋の第一次呼吸障害や硬膜の捻じれが残ったのではないかと、他の施術家に指摘されたことも気にされています。
主訴・お悩み【起床時のだるさと疲労感】
最近はオステオパシーの施術を3ヶ月程度受けて、当初のだるさや疲労感は少しずつ良くなり、熟睡もできるように。
ただ、起床時からだるさがあり、気力や体力が回復し辛く、学校に行きたいけど行けない状態が続いています。
このような状況を踏まえて、当院の初診の施術内容を振り返ってみましょう。
身体の診かた・整え方

Q1:オステオパシーFloatingの診立ては?
まず立位で脊柱軸から傾聴を行いますと、心臓の周りと右肩に向かう緊張が感じられました。
この影響で、上部胸椎は右方向に側弯し、圧迫しやすい状態でした。
仰向けで触診、波動診を行いますと臍とその周りの小腸の動きがロックしています。
また両腕ともに肩関節に向かって上がりやすく、首や鎖骨周りの骨筋膜の緊張が残っていました。
体内のエネルギー(小循環)は首を基点に巡りづらく、末端の手方向へアーシングしにくい状態。
これにより首から肩周りで生命エネルギーが滞りやすく、治癒回復が遅れていると思われます。
内臓側の負担としては、大腸(左結腸曲から下行結腸)の組織から発せられるワクチンのシェディング反応です。
ご本人はワクチン接種していないようですが、周りの人の影響から、大腸組織の働きが低迷しているようです。
ただ、大元には胎児期の上腕巻絡(お臍の絡まり)の影響が、いまのエネルギーの成長制限として残っているかなと。
このようなケースでのオステオパシー施術は頭蓋や脳脊髄液に着目しがちですが、このクライアント様の場合は腸の働きや丹田のエネルギー回復がより必要であると感じました。
【施術の優先順序】
1.小腸の動きと丹田エネルギーの回復
2.左鎖骨のリンパ制限の回復
3.肩関節から胸郭、心膜の固着のリリース
Q2:サトルボディからみた要因、心身への影響は?
当院では身体の内外の目に見えないエネルギー層、エネルギーの活力と波動、環境情報のことをサトルボディとして捉えています。
このクライアント様のケースでは、首から肩腕(とくに大腸の経絡)とお臍-小腸(丹田、第2チャクラ)のエネルギーの制限がここ最近のものではなく、胎児期に形成されていることが傾聴で分かりました。
ですので、これらの部位に溜まっているエネルギーを同期化して、乱れた波動を薄め鎮静化させつつ、協調させて解放する必要があります。
カルテのイラストのBlueのゾーンをみてください。
第2チャクラから下、膝から足の長軸のエネルギーがとても薄い状態です。
本来は生命力の縦ラインが太く、力強い流れがあり、その支流として各チャクラから全方位にエネルギーの潮流があるのが健康体です。
小学生の頃からよく転ぶ、重力下で長時間起きていられない、アタマの集中力を保ちにくい、すぐダルく疲れてしまうのは、こうした胎児期からのエネルギーの影響があると思います。
Q3.施術の内容と経過、改善の様子は?
まだ初回のみの施術ですが、当オステオパシーの施術に良い反応をみせてくれました。
小腸の可動制限と丹田エネルギーを解放して、片腕にアプローチした頃から、クライアント様はかなり深い眠りに入っていました。
体内の治癒回復力を確保するために、深い眠りに入ることは子供、大人に関わらずよくみられます。
腸についてはレメディーやサプリメント等による解毒、修復法ではなく、ご家庭での食事療法がベストと示されました。
施術の翌日はちょっとイライラしていたとお母さまからLINEでお聞きしました。
腸の損傷や毒素の処理にスイッチが入ると、一時的にマイナスの感情が出たりしますので、これを解放することは必要なプロセスです。
起床時のだるさや疲労感についての改善のご様子はもうしばらく経ってから、追記できればと思います。
Q4:普段の生活で気をつけることは?
ご家庭でできそうなことは普段の食事での腸の組織の解毒と修復です。
これにより新しいエネルギーを蓄えたり、必要な箇所にめぐらせるハラ、丹田の力がついてきます。
このクライアントのケースでは味噌汁と体に合った食材をいくつかアドバイスしました。
運動や勉強は気が乗らないうちは、無理に焦ることはないでしょう。
起床時のだるさや疲労感の回復のためには、まず根本のエネルギー不足をととのえることが大切と考えます。
Q5:同じ症状、似たお悩みへのアドバイスは?
このクライアント様のケースでは初回お母さまの施術も必要だと判断し、同じ日に連続して施術を受けてもらいました。
というのも、お子様の身体と同じ状態、エネルギー情報が体内に残っていたからです。これは胎児期から今まで共有していたもので、お互いの身体情報が変わることで治癒回復が新しいステージに向かいます。
・小学校までは「ちょっと体育苦手」程度だったが、中学生になって急に「朝起きられない」「全身だるい」「頭がボーッとする」
・自律神経失調、起立性調節障害と診断されるが、治療反応が悪い。
・肩甲骨~腕にかけて常に「重い」「張る」感覚がある。
もしこうした症状に当てはまり、起床時のだるさ・疲労感にお悩みの方は、当オステオパシーにご相談いただけますと幸いです。

