施術の心得&健康コラム

春の土用明けはエネルギーの移行期。施術やヒーリングのポイントは?
2025年の「5月の土用の丑」は、4月16日から5月4日までが「春の土用」の期間でした。
土用の丑が明けるのは、2025年5月5日(月)で、季節的なエネルギーは立夏(りっか)となります。
春の土用は「脾(ひ)・胃(い)」=消化器系を養う期間で、土用明けは肝(春の木)から心(夏の火)へエネルギーが移行される節目といえますね。
土用期間中は気が不安定で、身体や場のバランスが崩れやすいとされます。これは自然界の土、水、空気の波動の中の陰エネルギー(バランスされていない低次の波動)の乱れを人体で感じやすくなる影響と思われます。
時代がどんなに進化しても、人は自然の一部であることは変わりませんので、自然のエネルギーの大きなサイクルを生活に取り入れることは大切ですね。

土用期間は古来から身体を休ませて無理しない、活動し過ぎないことが大切と言われています。
土用が明けると、「心・小腸経」が少しずつ優位になり、喜び・開放・外向性の流れに乗りやすくなります。
チャクラ調整の観点からみますと、土用明けの頃は第3チャクラ(みぞおち・太陽神経叢)から、第4チャクラ(ハート)の活性化への移行期と見立てることができます。
第3チャクラは「自我・意思・消化」とつながりが強く、土用はこの部分を見直して整える期間ですが、これがうまくいっていないと不調を感じがちです。
土用が終わることで、より高次の感情(愛・調和)のエネルギーにつながりやすくなりますので、
自分だけでなく家族や友人、周りのため、社会のためにどうエネルギーを活かせるか、そうしたつながりに幸せや喜びを見出しやすくなると運気的にも良い方向につながりそうですね。
風水や陰陽道的に「土用」は土地を動かすことを避ける期間とされますが
土用明けは、地鎮・引っ越し・模様替え・土地の整備などに良いタイミングです。
当オステオパシーではこうした観点からも、全身の施術をしており、皆さまのお悩みや症状の打開策をサポートいたします。