左膝の痛みとO脚の悪化が進んでしまった理由は?肝臓のケアで全身を回復させましょう。

 

膝の痛みとO脚が最近悪化してしまって、体重が左右均等にのせられない…

最近、ご来院された男性の症例をもとに、施術の内容と今後の回復のポイントを解説させていただきます。

 

膝の痛みとO脚が進んだ要因①➯肝臓と肝経の負担

まず最初に左膝の痛む箇所から、局所と全身の傾聴を行って、体の反応を調べました。

上腹部のみぞおちの緊張へのつながりが示されます。肝臓の負担が下半身の反対側の経絡系につながって、エネルギーの流れを制限している状態です。

肝臓の負担は最近の食事や飲み物、アレルギー物質、薬やアルコールなどの影響はなく、経年で溜まっているストレス疲労(精神層での情報処理)のようです。

コロナ禍での時流、情勢に伴うストレスは、目には見えませんが肝臓の働きの低下として出てくる時期なのかもしれません。

 

実際のオステオパシー治療は下記の手順で施しました。

 

  • 左足の横アーチの筋骨格系の歪み修復
  • 肝経と腸リンパ系の浄化と排出(エネルギーレベル)
  • 下肢全体の陰エネルギーの浄化とアーシング
  • 左脛骨への栄養補充療法(Calcium Patch)
  • 左膝の筋骨格系の歪み修復

 

 

膝の痛みとO脚が進んだ要因⓶➯複数の背骨の圧迫と歪みの連鎖

続いて、左膝と肝臓に影響する身体の背面側の問題を診ていきました。

背骨の一番下、骨盤の中心にある仙椎分節にかなりの圧迫があります。この状態でずっと座っていると、左下肢の神経とリンパの流れが低下してしまいます。

仙椎の圧迫は直接的な局所療法には反応しませんでした。そこで身体のエネルギー情報に確認すると、下肢から心臓の静脈コントロールを回復することに優先順位がありました。

 

実際のオステオパシー治療は下記の手順で施しました。

 

  • 心臓の関連組織に対する幹細胞療法(X39 Patch)
  • 胸椎3-5番の歪みと圧迫の解除
  • 頸椎1-2番の歪みと圧迫の解除
  • 胸椎12–腰椎1番の歪みと圧迫の解除
  • 脊柱筋のインナーマッスルの回復促進(Carnosin Patch)
  • 脊柱筋の筋膜バランスの回復
  • 仙骨から第1,2チャクラの連動と回復
  • 第2チャクラの浄化と強化、エネルギー層の回復まで

 

膝の痛みとO脚を悪化させない習慣とは?

クライアント様は施術後、膝の痛みが軽くなり、左右の足の重心やバランスまで良くなりました。

施術の当日から3日くらいは激しい運動、片足立ちをするヨガやエクササイズは控えてください。

日常生活では長年使っている靴や寝具、ソファなどがへたれていないか(凹んでいないか)をチェックしてみて下さい。

せっかく身体を整えても、足や骨盤のポジションが前の身体の記憶パターンに戻されてしまうからです。

 

膝の痛みとO脚は全身の歪みや緊張のつながりから生じますので、施術後は症状が戻らないように3~6回程度は定期的なケアをおすすめしております。

膝の痛み、O脚を改善したい方は、当オステオパシーの施術者にお気軽にご相談下さいませ。