眼精疲労、眼(目)の痛み、首の痛みに対するオステオパシーの施術症例

眼精疲労、眼の痛み、首の痛みが10年以上あるというクライアント様の症例です。

最近では首の痛みだけでなく、左腰の痛みも増してきたそうです。

今回のケースでは、眼の疲れは必ずしも眼の周りの組織や眼の使い方といった問題ではなく、他の影響が示されました。


 

 

オステオパシー徒手医学で全身の診たてを行い、イラスト化したものです。


クライアントさんの身体を傾聴すると、治療と回復の手順は

①左脚と腰の負担(構造力学系、経絡系)

②腹部と鼠蹊部の負担(静脈系)

③首の負担(構造力学系、神経系、チャクラ系)

④左側頭部の負担(構造力学系、硬膜系、静脈系、リンパ系)

⑤眉間と眼の負担(硬膜系、静脈系、チャクラ系)

 

 

身体の静脈、リンパ系、血管運動のセンターとしての心臓、解毒に関わる内臓の働きが落ちているとどうなるでしょう?

おそらく眼を酷使した後の、血中の疲労物質や老廃物の濃度や停滞度は高いままで、眼の回復は日に日に遅れてしまいます。

オステオパシーの施術を始めると、全体のバランスが、より負担の少ない方向へと動き出します。

施術を終えると、視界がクリアになり、眼に出入りする血流も整ってくるのが分かるでしょう。

今後の治療と回復の経過については、またシェアさせて頂ければと思います。