オステオパシー施術後の好転反応とは。知っていると安心『11の視点』★更新★

オステオパシーの好転反応 11のポイント

オステオパシーの施術を受け始めて、副作用や好転反応を訴えられる方が時々いらっしゃいます。

オステオパシーを受けても治らない、かえって症状が悪化した、他の不調が出てきた、というような場合、最初は不安に感じるかもしれません。

オステオパシーは、人間本来の治癒力や生命力を復元したり、活性化するための施術であるため、時間経過で体内の様々な変化を感じることがあります。

私達の施術経験から思うのは、好転反応は体内浄化やデトックス(老廃物の除去、移動、排出)の過程である場合がほとんどです。

皆様の疑問や不安が少しでも解消されるよう、好転反応について11のポイントをまとめてみました。

 

オステオパシーの好転反応1

①過去の痛みや症状が一時的に再発

オステオパシーの施術、特に脊柱や頭蓋の調整、各所の緊張を抑制する施術は、脳や神経系のストレスやショックの総量を減らします。

するとこれまで体内で隠れていた、蓋をしていた、鈍感にできていた部位からも本来の回復欲求が出てきたりします。

過去の痛みや忘れていた症状が一時的に再発するのは、より良い組織の状態になろうと生理的な活動や代謝が活発になるためです。

 

オステオパシーの好転反応2

②施術後の気だるさ、疲労と倦怠感

施術後の気だるさや疲労感も良く指摘される好転反応です。

施術後は体内の生理活動、代謝が活発になり、細胞レベルでのデトックスが起こる過程で疲労感を感じる可能性があります。

通常は2,3日以内に回復し、これまでよりも睡眠や回復の質が良くなるのを感じられます。

好転反応は施術自体の質量や技術的な問題だけで生じる訳ではないのです。

 

③皮膚や粘膜の荒れ、発疹、肌荒れ

施術後に皮膚や粘膜が荒れたり、ヘルペスの様な症状や湿疹が一時的に表れる方も稀にいます。

この時、身体の中で起こっている生理現象を、きちんと読み取ることが大切です。

体内の毒素や老廃物の処理が進み、内臓の負担の一部が皮膚や粘膜に出てくる場合もあります。

また体内の陰気、湿気、冷えなどがオステオパシーの施術後に改善されると、体内に潜んでいたウイルス・カビ・真菌類などが免疫系に駆除されます。

こうした好転反応が皮膚や粘膜に出てくる場合もあるのです。この辺りは医学的には盲点となっていて、薬や抗生物質でこの反応を抑え込むと体質はいつまでも変わりません。

 

オステオパシーの好転反応3

④下痢、腹痛、味覚、食欲の変化

オステオパシーの施術後は体内にいる腸内細菌や微生物のバランスまで変化し始めると考えられます。

この過程で古いパターンを維持していた、体内の毒素・老廃物の排出を皮切りに、腸内細菌のバランスも更新されていきます。

この過程で下痢が生じる可能性もあります。腹痛が起こる場合は、腸内の毒素や老廃物の量がもともと多いと思われます。

適切なデトックスで腸内細菌のバランスまで改善されると、味覚や食事の好みまで変わる可能性もあります。

長年の心身の不調が変わるためには、習慣が変わることが最も強力なのです。

 

⑤全身の体臭変化(口臭、便臭、尿臭含む)

オステオパシーの施術後は新陳代謝が活発になり、前述のように毒素や老廃物が洗い流され、外に排出されやすくなります。

このデトックスの過程で尿や便の臭いが一時的に変化(悪化)したように感じる場合があるかもしれません。

対策としては、施術後に暴飲暴食をしないこと、アルコールの大量摂取などを控えること、ミネラルウオーターをしっかりお飲み下さい。

消臭効果のあるシャンピニオンエキスやクロロフィル、活性炭などの成分を含むサプリメントもおすすめします。

 

オステオパシーの好転反応4

⑥尿と便の増加、頻度が増える

身から出るものが体内の真実です。我慢しないで早めにトイレに行って下さい。

施術後はリラックスして、いつもよりスローな時間の過ごし方を楽しんで下さいね。

 

⑦鼻血、鼻汁、鼻詰まり

顔の鼻腔、副鼻腔、前頭洞などの部分には、長年の膿(ウイルスやばい菌の死骸や代謝産物=老廃物)や汚血が停滞している場合があります。

オステオパシーの施術後に心臓や呼吸器が改善すると、固着していた気道や鼻腔のスペースに、新しく血流や体液が入り込んでくると考えられます。

この過程で鼻の粘膜が十分に健康であれば詰まらないのですが、もともと粘膜が弱かったり膿や老廃物の量が多いと汚れが排出されてきます。

この時、強い力や吐息で鼻を刺激せず、こまめにお掃除してあげてください。ミストによる鼻洗浄もおすすめですよ。

 

⑧舌苔、歯石、歯茎の汚れが浮き出る

オステオパシー医学の観点では、歯は全身の内臓や生理機能とつながっていると考えます。

内臓側が回復するにつれ、体液まで浄化が進みます。その過程で老廃物の一部が歯垢として排出されたりするのです。

また歯に近い副鼻腔が潤い、活性化されるにつれ、内部の汚れが口内や歯茎に排出されてきたりします。

クライアント様は施術後に『口の中がなんかゴワゴワする、モワモワする』感覚があるかもしれません。

対策としては普段よりも丁寧に、頻繁に歯を磨くこと。歯科のクリーニングを長年していない方はこの機会にしっかりお掃除してみましょう。

歯科でのクリーニングが苦手な人は安定化二酸化塩素の希釈水で口内洗浄(うがい)をおすすめします。但し、味覚が一時的に変わるのでやり過ぎは注意。(とくに料理人)

 

⑨顔色が黄色、茶色っぽくなる

オステオパシーの施療後、ごくまれにですが顔色が黄色く、茶色く見えることがあります。

これは細胞や組織レベルでのデトックス(毒素の排出)が活発になり、顔の深部で一時的に静脈リンパの滞りが生じるためです。

また霊的な視点でみると、過去の傷跡や病的な組織の影響が浮上することもあり、このような場合は特別なヒーリング法でケアをします。

2021年以降の施術では、経皮解毒療法や幹細胞療法のパッチなどを併用し、こうした副反応のリスクは施術中に抑えられるようになっています。

 

⑩生命力のない古い髪が抜け落ちる

あらゆる施術、投薬、外科手術の後には、古い髪が部分的に抜け落ちて、細胞レベルで入れ替わることがあります。

身体の生命力にはエネルギー活用の優先順位があります。

古い髪が抜け落ちたということは、その部位はエネルギーを新しく受け取る必要がない、または優先して回復させるべき毛根の反射部位(多くは骨格内臓やリンパの組織)があることを意味しています。

オステオパシーの施術を継続的に受けることで、新しく髪が生え変わります。以前より毛根がたくましく、毛の質や艶感なども良くなる方が多いです。

 

⑪溜まった感情の表出、低いエネルギーのパターンが復元

オステオパシーに限らず、施療やヒーリングの好転反応として、我慢して内側に溜め込んでいた(感じないようにしていた)ネガティブな感情やエネルギーが浮上することがあります。

それはイライラや嫌悪感のような状態で出ることもあれば、漠然とした不安や悲しみ、混乱と自信喪失のような状態で感じられることもあります。

もしも、現実的に低迷させるエネルギーの型や引き寄せが続いている、または感情を乱すような出来事が続いて消耗してしまう場合は、

サトルボディに対する特別な施療(総合運の分析とバランシング)と現実的な対策を練り合わせ、この流れをうまく乗り越えられるようサポートさせて頂きます。