朝から首が重い・膝裏が突っ張る|乳がん術後・アバスチン点滴後の身体の張りと疲労

今回は乳がん、そして子宮の全摘手術を経て、現在は抗がん剤(アバスチン)による点滴療法を継続されているクライアント様の症例です。
- 朝から首の凝りや張りが強く、頭が重い
- 膝の裏が突っ張るように痛み、歩きにくい
- 倦怠感が続き、寝ても疲れが抜けない
というお悩みをご相談いただきました。
ガンの術後のケアや薬剤による影響をどのようにバランスし、全身の治癒回復をサポートできるでしょうか?
当オステオパシーの全身施療の診かた、整え方をご紹介いたします。

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【今回のご来院背景】

慢性的な身体の「張り」と疲労感
乳がん、そして子宮の全摘手術を経て、現在は抗がん剤(アバスチン)による点滴療法を継続されているクライアント様。
投与当日の強いダウン症状に加え、数日後から身体全体が強張るような感覚に悩まされていました。
首の凝りと膝裏の痛み
特に今回は、左膝裏から首にかけての重い凝りと張りが顕著に現れていました。
血管新生を阻害する治療の影響により、全身の血流や組織の柔軟性が低下し、それが「節々の痛みや突っ張り」としてサインを出している状態です。
回復しづらい身体のサイクル
デトックスを担う内臓への負荷や、循環システムの制限が重なることで、ご自身の力だけでは「本来の回復の波」に乗りづらい状態となっていました。
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アバスチンは分子標的薬(抗VEGF抗体)。
腫瘍の血管新生を阻害してがんの成長を抑える薬です。
全身の正常な組織への副作用、とくに解毒にかかわる内臓や免疫系のアンバランスを軽減できるよう、当オステオパシー施術を活かしていきます。
【身体をみて感じたこと】
中枢を包む「膜」の緊張
頭蓋から背骨、仙骨までを包む「硬膜」に強い固着が見られました。
ここは全身の呼吸・循環・エネルギーをめぐらせる上で非常に重要な働きがあります。
この硬膜の緊張が、神経系のリラックスを妨げる一因となっていました。
解毒と還流を担う部位の消耗
右腎臓や結腸曲(大腸の曲がり角)に制限が見られました。
薬剤の影響を処理するための消耗や、下半身から心臓へ戻る静脈血のスピードダウンが、足のむくみや重さに繋がっていると考えられます。
経絡とリンパの滞り
肝経(エネルギーの通り道)の終点である足の指先に詰まりがあり、肝臓への負担が読み取れました。
また、鼠径部のリンパや血流の制限が、全身のクレンジング機能を一時的に低下させている状態でした。

【どのように整えたか】
生命の呼吸と循環を優先
まずは頭蓋硬膜の緊張を優しくリリースしました。
生命の源流とも言える脳脊髄液の循環を整えることで、身体が自ら治ろうとする「内なる自然治癒力」のスイッチを入れ直します。
内臓の重荷を下ろす調整
右腎臓や結腸、肝臓といった、化学的な負荷を懸命に処理している臓器の緊張を解きました。
構造的なウィークポイントを補完し、静脈やリンパがスムーズに流れるスペースを取り戻せるように。
末端からエネルギーを解放
足の指先の詰まりを丁寧に取り除き、肝経のエネルギーラインを整えました。
鼠径部から末端までの流れを再起動させることで、滞っていた毒素・老廃物の排出を促しました。

【施術後の変化】
- 深く息が吸えるようになった
- 身体を覆っていた鎧のような緊張感が軽減
- 睡眠の質が深く、慢性の疲労が抜けやすくなってきた。
定期的にケアを続けてらっしゃるので、施術後はいつもホットされて心身とも調子がラクになられるようです。
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【このような状態はご相談ください】
- ガン術後や療養中の慢性的な疲労
- 更年期以降、急に崩れやすくなった体調
- 検査では「異常なし」と言われるが辛い不調
- 抗がん剤、薬の副作用による身体の強張り
- 定期的に心身をデトックスして整えたい
当院では、オステオパシー徒手医学に、東洋医学や波動医学の叡智を統合し、個々の身体の状態に応じた細やかな施術を提供しております。
今回の症例と回復のためのアプローチが皆さまの健康面のヒントになれば幸いです。

