肩の痛みに影響?肺とリンパ組織からのメッセージとオステオパシー治療の診たて

肩の痛みがどうしても治らないと言うクライアント様の症例をもとに、本コラムを作成しております。

もしかしたら、皆さまの中にも似たようなケースが当てはまる方がいるかもしれません。


痛みのある右腕と肩の関節は固着しており、腕が上がりにい状態でした。

神経システムとの情報のやり取りの中で、体内で炎症が強いことが分かりましたので、肩自体のマニピュレーションは控えました。

炎症のある大元の部位を傾聴してみると、右肺の下端で、横隔膜との間のスペースです。

ここに菌系(おそらく連鎖球菌)に対する免疫システムの攻撃性が強く出ていました。


さらに注意深く傾聴してみると、免疫系は菌系を攻撃した後に暴走して、炎症が収まらない状態になっています。

その結果、肺の組織と周りの小血管、リンパの組織が傷ついてしまいます。これらの神経反射でも肩や腕の痛みが生じるのです。

一般的にはなかなか治らない肩の痛みがあると、四十肩、五十肩などを疑われますが、オステオパシー治療で診ると、他にも意外な盲点がみつかります。


クライアントさんとのお話の中で、コロナウイルス対策の免疫治療薬、レメディーなどを最近飲んでいたとのこと…

今回のケースでは、免疫をこれ以上に活性化してしまうと、内部の炎症が治らず、痛みは長引いてしまうので、しばらく控えるようアドバイスしました。

オステオパシー徒手医学から診た、今後の回復と治療の方向性をまとめますと

・免疫システムを刺激する薬やサプリメントを控えること

・体内の過剰な炎症反応を鎮めて、肺周囲の組織をまず修復すること

・肩と腕の痛み、固着につながる全身の調整と再バランス


同じ様なケースが数名おられましたので、当サイトでもコラムとして取り上げさせて頂きました。

コロナ禍での免疫対策の思わぬ盲点かもしれませんね。

それでは良い経過、治癒のサイクルに入りますように。