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頭蓋骨矯正というテクニック自体はオステオパシーに特別なものではありません。他の手技療法にも見た目似たような技術はたくさんあります。
頭蓋は15種23個の骨が合わさって出来ています。
頭蓋骨どうしは縫合上でつながり、関節様の動きをします。この動きは手
で感じることが出来ます。動きのパターンや制限の強さ、方向を感じられれば、矯正すべきポイントも分かります。
首や肩の筋群の過緊張が頭蓋骨を歪ませるというのは、分かりやすい説明ですが、実際はもっと複雑です。頭蓋内には、出生時にさかのぼる長期的な制限も多く、1回のアプローチで改善できるものではありません。
また、深部では脳の実質を覆う3層の脳膜、大脳鎌、小脳鎌が、相互にバランスを保っており、この緊張の変化が頭蓋内の静脈排液に与える影響も大きいでしょう。このうっ滞は脳圧を高め、やがて目、耳の神経的な問題にも繋がります。こういう方の頭を持つととても重く、硬く感じます。
脳の内部に緊張や圧力が高まると、各頭蓋骨はそれぞれの運動パターンを修正しながら、内部のストレスを追い出そうとします。それが顔の歪みとして出てくると考えられます。
さらに、脳硬膜は背骨の周りを包みながら、骨盤の中心にある仙骨にも付着しています。ということは、この脳の膜の緊張は、頭蓋骨や顔の骨だけでなく、背骨を伝わって骨盤まで歪ませることがある訳です。
たいていは、許容範囲を超えたストレスが重なったことが原因ですから、リラックスして調整を受ければ、徐々に改善していきます。
小顔を目的とするなら、顔の体操などの様に毎日続けられるものの方が、効果的だと私は思います。
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