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中でも一番上にある頭の位置は重要です。
ボーリングの球ほどある頭(頭蓋骨)を支えているのは首の骨(頚椎)です。
意外なことですが、首の骨(頭)のバランスを取っているのは、頚椎の他に下顎骨が重用なのです。
下顎骨は頭部の唯一の滑膜関節で、体の中で唯一ぶら下がっている骨です。
顎関節の運動性と柔軟性を見れば、全身の力学的な緊張への適応力が分かります。つまり、本来大きな動きのある関節なので、そこに緊張があり痛みが出ることは深刻なサインなわけです。
全身検査の結果、下顎部に主要病変があると診断された場合は、この周辺部位を更に詳細に検査していきます。これらのうち
●咀嚼筋群(噛む筋肉、食いしばる筋肉)
●頚部の問題(頸椎の関節、頸部の筋群)
●頭蓋骨の病変
は特に重用です。
頭を支える僧帽筋や肩甲下筋、後頭下筋など首の後面の筋ばかりが注目されますが、前面や側面のリンパ節や血管ルートの緊張に注目することも大切です。
頚部の血流やリンパの循環が悪くなり、老廃物が停滞し痛みを引き起こしやすい土台ができれば、ここから供給を受ける顎関節の状態はさらに悪化してしまいます。
また、下顎部はその人のストレス適応レベルを大まかに表しています。
頭部表面を覆う側頭筋の緊張は過労や不眠、イライラ感の度合いに比例して高まります。ひどい場合、短時間ではほとんど緩みませんので、数回の治療を通して体が自然に受け入れてくれるアプローチを見つけます。
頭蓋システムに働きかけ、神経系に深いリラックスを与えるのも良い方法でしょう。
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