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OsteopathicApproach and Mechanism of  healing

オステオパシーのアプローチと治癒のメカニズム

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臨床報告とアプローチ

 

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骨折後のケアと骨力線の正常化 〜骨がくっつけばそれで終わり?〜

 

 

私の治療院にはクラッシックバレエやダンスの選手が通われています。

こうしたプロの方々と接していつも思うのは、競技の魅力や面白さにはまっている一方、かなりの痛みに耐えてしまうということです。

 

             

図1:足の底屈位                            

バレエなどの競技ではさらに指先で立つ。         

かなりの負荷を骨自体で支えることになる。

 

私は大学のボート部時代にリハビリをする間、ジムに通っては周りで腰を痛める選手の特徴を観察してきました。皆の共通点は足首の捻挫、脛骨の骨折、O脚や膝の捻れ、股関節の歪みなど下半身の問題が大きい点でした。

 

しかし、一般には痛みが退くのを待って筋力トレーニングで骨や関節の弱さをカバーして、硬い部位をストレッチする事くらいしか当時は考え付きませんでした。

どこの整形外科や治療院に通っても、腰が痛いというと腰や股関節を丁寧に診てくれますが、たいして良くなりません。

歩行、階段の上り下り、ジャンプなど日常生活で圧倒的に負荷が多い下肢のアライメントの異常を軽視すべきではありません。

 

今、私は足から治す骨盤矯正というコースにも力を入れていますが、足にこだわる背景にはこうしたリハビリ時の確信があるのです。

 

ここで重要なことを言いましょう。

ほとんどのスポーツ整形外科の現場では、骨折や捻挫の後の骨の周囲組織に残された傷跡を軽視しています。

通常は接骨院で骨を整復、整形外科に送ってギブス固定してもらい、いつの間にか骨がくっついて痛みが無くなると、それで終わりです。

 

図2:足の力線治療

 

私はこうした骨折や捻挫後の骨を伝わる力学的な緊張(骨力線の異常)を重視しています。これらの異常は主に骨と骨の繋ぎ目である関節に生じることが多いのですが、関節以外にも骨を繋ぎとめる靭帯、筋膜などの強固な結合組織の緊張として触診できます。

 

骨は外から加えられた負荷に応じて肥厚、増殖する組織です。

一度崩れた骨力線は離れた部位へと持続的に歪みを引き起こしています。

足から伝わる骨力線の緊張が肩や腰のこわばりや痛みの原因として見つかることは意外に思われるかもしれませんね。

 

最近、ナンバ走りなどがトレーニングで流行りましたが、筋肉ではなく骨に負荷をかけた方が本来体は楽に動けるのです。

だた、その骨自体のラインが彎曲していてはナンバも何も意味がありません。

当院では腰の痛みの有無に関わらず、スポーツ選手のプライマリーケアとして骨力線の治療を重視しています。

 

骨盤矯正+ヒップリフトセラピーは下半身のラインを整えるだけでなく、その運動機能まで高めるので、痛みがある方にも安心してお勧めできます。

美容矯正のみならずスポーツ外傷のリハビリテーションとして、さらに多くの患者さんに喜んで頂ければと思います。

 

 

 臨床報告とアプローチ

 

2005/12/6

K.Shirasawa,MRO(J)

 

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